2009年08月20日

「アボネックス® 筋注用シリンジ30μg」 多発性硬化症治療の新たな選択肢として支持を拡大 ~使用患者数が1000例に達する~

2009年8月20日 -バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尾崎拡)が販売する多発性硬化症治療薬「アボネックス®筋注用シリン ジ30μg」(一般名:インターフェロン ベータ-1a)は、2006年11月の発売以降、現在、全国の330を超える病院で処方が可能となり、全症例を対象とした製造販売後の使用成績調査におい て、アボネックスの使用患者数が1000例に達しました(2009年8月14日現在)。これにより、インターフェロンベータ製剤を使用している患者さんの 約4人に1人がアボネックスを使用していると推測されます。

週1回筋肉内投与のアボネックスは、注射部位の皮膚潰瘍や皮膚壊死などの重篤な副作用が日本で発売以来1例も報告されていないこと、週1回の自己注 射は生活スタイルにあまり影響を及ぼさないため、治療を始めやすく、続けやすいということが評価され、多発性硬化症治療の新たな選択肢として、その支持を 拡大しています。承認条件である製造販売後の臨床試験についても、現在、約80名の患者さんの協力を得ており、ほぼ計画通りに進捗しています。

今後ますます多くの患者さんにインターフェロン療法の早期開始の重要性をご理解いただき、アボネックスが患者さんの治療に貢献することを期待しています。

バイオジェン・アイデックのホームページでは、医療関係者および患者さんに向けて、アボネックスの情報をご提供しています。詳細についてはホームページをご覧ください。

バイオジェン・アイデック・ジャパン  http://www.biogen.jp
米国バイオジェン・アイデック  http://www.biogen.com 

多発性硬化症は若年成人に多く見られる中枢神経 系の慢性疾患です。日本での有病率は10万人あたり7.7~15.0人と推定され、過去30年間上昇傾向にあります。現在、日本では、約1万2,600人 が多発性硬化症と診断されており、世界中には200万人を超える患者さんがいます。多発性硬化症に罹患する可能性は誰にでもありますが、実際にはいくつか のパターンが見られます。発症は男性よりも女性に多く、一般的に15歳から60歳の間に発症します。多発性硬化症では中枢神経系の神経線維を保護するミエ リン鞘(髄鞘)が損傷を受け、それによって脳から身体への神経伝達が妨げられます。症状としては視覚障害、運動麻痺、歩行障害、バランスの喪失、感覚鈍 麻、排尿障害などがあります。 

アボネックスは再発型の多発性硬化症に対して世 界中で最も多く処方されている治療薬であり、90ヵ国以上で約13万5000人を超える患者さんに使われています。米国では1996年に、身体障害の進行 を遅らせ、再発を減らすことを目的とした再発型多発性硬化症の治療薬として発売されました。その後、欧州でも発売されています。 また、初めて臨床症状出現を経験し、未だ再発は無い非常に早期に、脳MRIで病巣が確認されることで多発性硬化症であることが強く疑われる患者さんに対し て承認された治療薬としては、アボネックスが初めてのものです。この用途への使用は欧州では2002年、米国では2003年に承認されています。

副作用としては、使用開始初期にインフルエンザに似た症状が最も多く見られ、筋肉痛、発熱、疲労感、頭痛、寒気、吐き気、嘔吐、痛み、無力症等の症状を呈することがあります。

うつ病やその他の気分障害を持つ患者さんや、けいれん性疾患を持つ患者さんへのアボネックスの投与は、日本では慎重に行うことが求められています。 また、妊娠している女性には使えません。心臓病、高血圧、糖尿病および、骨髄抑制、貧血、血小板減少症、肝障害、腎障害、アレルギー傾向、または多発性硬 化症以外の自己免疫疾患と診断された患者さんに対する投与も慎重に行う必要があります。 アボネックスによる治療中は、定期的な肝機能検査と血液検査が推奨されています。まれに肝障害や白血球減少の事例が報告されています。

処方情報の詳細については、下記のアボネックス インフォメーションをご覧ください。
http://www.biogen.jp/product/avonex/top.html

バイオジェン・アイデック社(Biogen Idec, Inc.、NASDAQ: BIIB)は、未だ有効な治療法がなく医療ニーズが存在する治療分野において、新たな標準となる治療薬の研究開発に注力しています。1978年に創立され たバイオジェン・アイデック社は、新しい治療法の発見、開発、製造および販売までを一貫して行う世界的なリーダーとなっています。悪性リンパ腫及び関節リ ウマチ治療薬のリツキサン(一般名 リツキシマブ)、多発性硬化症治療薬のアボネックス(一般名 インターフェロン ベータ-1a)、Tysabri(一般名 ナタリズマブ)などを主力製品とし、世界90ヵ国以上において、それらの治療に貢献しています。
米国バイオジェン・アイデック社:www.biogen.com

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社は、米国バイオジェン・アイデック社の日本法人であり、2000年に設立され、MS治療薬の「アボネックス」を販売しています。
バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社:www.biogen.jp

その他のプレスリリース

  • 2009年11月09日プレスリリース 「アボネックス® 筋注用シリンジ30μg」 日本での発売から3年 ~ ルアーロック型シリンジへ切り替え シリンジと注射針の接合部を改良 ~
  • 2009年09月01日プレスリリース 「多発性硬化症治療薬の製造販売後臨床試験」の登録期間が終了しました。
  • 2009年05月29日プレスリリース バイオジェン・アイデック、「世界多発性硬化症の日」に参画 ~多発性硬化症を完治させる治療法の実現に向けた声明文を公表~
  • 2009年04月30日米国でのプレスリリース 10年間の追跡調査の結果、早期多発性硬化症の患者さんにアボネックス(AVONEX®)を投与することにより、長期間に渡って治療ベネフィットがあることが判明
  • 2009年04月25日米国でのプレスリリース バイオジェン・アイデック社が第61回米国神経学会年次総会で先進的な多発性硬化症フランチャイズと製品パイプラインを紹介