2010年09月28日

報道関係各位

バイオジェン・アイデック・ジャパン 日本法人創立10周年を迎える 多発性硬化症と向き合う患者さんと家族を支援するプログラムを始動

2010年9月28日 - バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尾崎拡)は、9月28日に日本法人の創立10周年を迎えたことを発表しました。

米国に本社を置くバイオジェン・アイデック社は、1978年の創設以来、未だ有効な治療法がない難病に対して、革新的な治療薬の発見、研究開発、製 造および販売までを一貫して行うバイオテクノロジーの世界的なリーダーです。バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社は、バイオジェン・アイデック社 が世界に持つ29支社の一つとして、2000年に東京に設立され、以来、多発性硬化症(MS: Multiple Sclerosis)治療薬の提供を通じて、日本における多発性硬化症の認知と理解の向上に努めてまいりました。

その一環として、10周年の節目となる今年5月の「世界MSの日」に、MSの症状や障害を抱えながらも明るく前向きに生きておられる患者さんを支援 し、その想いや行動に対して表彰するプログラムを創設することを明らかにしました。このプログラムでは、MSと向き合いながら未来に向けた想いをつづった 作文を募集し、受賞者には夢の実現をサポートするとともに、ひとりでも多くの方々にその想いを知り、共有していただき、MS患者さんへの理解を深めること を目指しています。募集要項など詳細は、近日発表いたします。

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社 代表取締役社長の尾崎拡は次のように述べています。「私たちのこの10年間の歩みは、医療関係者の方々のご支援、ご協力に支えられ、一歩ずつ前進してきた 結果に他なりません。今後とも引き続き、日本のMS治療の向上に寄与できるよう、難治疾患における新たな選択肢の提供に努めていきたいと考えています」

2002年: MS治療薬「アボネックス®(AVONEX®)」(一般名:インターフェロン ベータ-1a)の開発を開始
2006年11月: アボネックスの上市を達成(2010年現在、使用患者数1,500例を達成)
2010年2月: MSの再発予防および進行抑制のモノクローナル抗体製剤「ナタリズマブ(海外商品名:タイサブリ®)」の治験を開始
2010年5月: MS患者さんの前向きな生き方を支援するプログラムを創設。勉強、仕事、芸術、スポーツなど、分野を問わずやりたいこと を見つけ、その実現のために行動を起こしていることを作文にして応募いただくこのプログラムの受賞者の発表は、2011年5月の「世界MSの日」に行う予 定です。詳細は近日発表いたします。

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社は、「患者さんとそのご家族の毎日をより良くすること」を使命とし、今後も一層弛まぬ努力を続けてまいります。

多発性硬化症は若年成人に多く見られる中枢神経 系の慢性疾患です。日本での有病率は10万人あたり7.7〜15.0人と推定され、過去30年間上昇 傾向にあります。現在、日本では、12,600人が多発性硬化症と診断されており、世界中には200万人を超える患者さんがいます。多発性硬化症に罹患す る可能性は誰にでもありますが、疾患の特徴としていくつかのパターンが見られます。発症は男性よりも女性に多く、一般的に15歳から60歳の間に発症しま す。多発性硬化症では中枢神経系の神経線維を保護するミエリン鞘(髄鞘)が損傷を受け、それによって脳から身体への神経伝達が妨げられます。症状としては 視覚障害、運動麻痺、歩行障害、バランスの喪失、感覚鈍麻、排尿障害などがあります。

現在、多発性硬化症を完全に治す治療法はまだ発見されていません。しかし現在では、インターフェロン ベータ製剤、モノクローナル抗体製剤など、病気の進行を遅らせ、再発を予防する治療薬があり、早期治療がとても重要です。

遺伝子組換え型インターフェロン ベータ-1aのアボネックスは、2006年11月に日本で発売された多発性硬化症治療薬です。週1回筋肉内投与のアボネックスは、日本で発売以来、注射部 位の皮膚潰瘍や皮膚壊死などの重篤な副作用が1例も報告されていないこと、週1回の自己注射はライフスタイルにあまり影響を及ぼさないため、治療を始めや すく、かつ続けやすいということが評価され、多発性硬化症治療の新たな選択肢として、その支持を拡大しています。

ナタリズマブは、特に再発寛解型の多発性硬化症 に対して効果を発揮する新しい治療薬として、世界で初めて承認されたモノクローナル抗体製剤です。海外では米国および欧州で2006年に上市されていま す。ナタリズマブは、これまで世界約45ヵ国で6万7,000人以上の患者さんに処方されています。日本においては、2010年2月から治験が開始されま した。

米国バイオジェン・アイデック社(Biogen Idec, Inc., NASDAQ: BIIB, 本社:米国マサチューセッツ州)は、未だ有効な治療法がなく医療ニーズが存在する治療分野において、新たな標準となる治療薬の研究開発に注力しています。 1978年に創立されたバイオジェン・アイデック社は、新しい治療法の発見、開発、製造および販売を一貫して行う世界的なリーダーです。悪性リンパ腫及び 関節リウマチ治療薬のリツキサン®(一般名 リツキシマブ)、多発性硬化症治療薬のアボネックス®(一般名 インターフェロンベータ-1a)、タイサブリ(一般名 ナタリズマブ)などを主力製品とし、世界90ヵ国以上において、それらの治療に貢献しています。

バイオジェン・アイデック社:www.biogen.com

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社は、2000年に米国バイオジェン・アイデック社の日本法人として設立されました。現在、多発性硬化症治療薬のアボネックスを販売しています。

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社:www.biogen.jp

他の年のプレスリリース

  • 2010年11月08日プレスリリース 多発性硬化症(MS: Multiple Sclerosis)の患者さんを支援するプログラム「DREAMS Award(ドリームズ アワード)」を創設
  • 2010年06月30日米国でのプレスリリース バイオジェン・アイデック、新CEOにジョージ・A・スキャンゴスが就任
  • 2010年05月24日プレスリリース 5月26日は「世界MS (多発性硬化症)の日」 バイオジェン・アイデック・ジャパンは患者さんを支援し、 多発性硬化症の認知度向上に貢献します
  • 2010年02月26日プレスリリース 多発性硬化症治療薬 「ナタリズマブ」(海外商品名:タイサブリ®) 日本における治験を開始