2011年05月09日

報道関係各位

「DREAMS Award 2011~第1回作文コンテスト」受賞者を発表 ~多発性硬化症と向き合いながら、困難を力に変えて夢に向かって生きる想い~

2011年5月9日 - バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:尾崎拡)が同社の創立10周年を記念して創設した、多発性硬化症 (Multiple Sclerosis: MS)の患者さんを支援するプログラム「DREAMS Award(ドリームズ アワード)2011~第1回作文コンテスト」の受賞者が決定し、本日、最優秀賞および優秀賞受賞者それぞれ1名を発表しました。

本プログラムは、MSの症状や障害を抱えながらも、勉強、仕事、芸術、スポーツなど、さまざまな分野で自分らしさを忘れずに、ひたむきに夢に向かっ て進んでいるMSの患者さんの想いを作文にして応募いただいたもので、昨年12月の募集開始から本年2月末日までに37点もの作文が寄せられました。

いずれの作文も、MSによる肉体的・精神的な困難と、患者さんの想いが本人の言葉で語られ、さらに、そうした困難を力に変えて前向きに歩もうという強い決意が伝わってくる作品です。これらの中から、選考委員による審査の結果、次の2点が受賞作品として選ばれました。

<最優秀賞> 作文タイトル:「生きようよ」 上壁 由美 さん
子どもの頃から劇団員として活躍してきたが、MSを発症し、演劇や音楽活動にとって致命傷となる「声」を失うことに。懸命のリハビリによって一度 は声を取り戻すも、その後も再発を繰り返す。「必ず舞台に戻る」との強い想いを支えに、演劇や小説の執筆を通じてすべての人々に「明日も生きようよ」と メッセージを発信し続ける。病気と向き合い、決してあきらめない心がストレートに伝わる作文。

<優秀賞> 作文タイトル:「将来の夢の実現に向かって」 林 小百合 さん
発症当初は痛みと不安に押しつぶされそうになっていたが、次第に「生きること」を意識するように。困難を乗り越え、30歳の誕生日を最愛のご主人 と富士山の頂上で迎えるという目標を達成してから、次々と新たな挑戦を通じて人生を変えていく - 病気が気づかせてくれた「“今”を受け入れ、この時間 を大切にする」ことで、誰でも世界を変えられることを教えてくれる作文。

多発性硬化症は若年成人に多く見られる中枢神経 系の慢性疾患です。日本での有病率は10万人あたり7.7〜15.0人と推定され、過去30年間上昇 傾向にあります。現在、日本では、12,600人が多発性硬化症と診断されており、世界中には200万人を超える患者さんがいます。多発性硬化症に罹患す る可能性は誰にでもありますが、疾患の特徴としていくつかのパターンが見られます。発症は男性よりも女性に多く、一般的に15歳から60歳の間に発症しま す。多発性硬化症では中枢神経系の神経線維を保護するミエリン鞘(髄鞘)が損傷を受け、それによって脳から身体への神経伝達が妨げられます。症状としては 視覚障害、運動麻痺、歩行障害、バランスの喪失、感覚鈍麻、排尿障害などがあります。

現在、多発性硬化症を完全に治す治療法はまだ発見されていません。しかし現在では、インターフェロン ベータ製剤、モノクローナル抗体製剤など、病気の進行を遅らせ、再発を予防する治療薬があり、早期治療がとても重要です。

「DREAMS Award」は、MSの患者さんの夢の実現をサポートし、ひとりでも多くの患者さんの想いを広く伝えるとともに、一般の方々にMSに対する理解を深めてい ただくことを目指して2010年に創設いたしました。第1回目となる本コンテストの実施にあたっては、多発性硬化症国際連盟(MSIF)の日本支部である 日本多発性硬化症協会の後援をいただき、また、女子マラソン五輪メダリストの有森裕子氏に「DREAMS Award」の趣旨にご賛同いただき、特別選考委員としてご協力いただきました。

バイオジェン・アイデック社では病気の進行を遅らせ、再発を予防するMS治療薬を世界各国で開発・提供しており、治療面から患者さんを支援するだけでなく、病気に負けず前向きに生きる患者さんの行動や想いをサポートしようと取り組んでいます。

「第1回作文コンテストの実施概要」は、2010年11月8日発表のプレスリリースをご参照ください。
多発性硬化症患者さんを支援するプログラム「DREAMS Award (ドリームズ アワード)」 を創設

「世界MSの日」は、1) MSという疾患、各国のMS協会、MS患者、およびMSに関わる全ての人々に対する認知度を向上させること、2) 各国のMS関連組織、MS患者とMSに関わる全ての人々を結合し、拡大させ、融合させること、 さらには、3) MSに対する寄付活動を支援することを目的として2009年に制定されました。

米国バイオジェン・アイデック社(Biogen Idec, Inc., NASDAQ: BIIB, 本社:米国マサチューセッツ州)は、未だ有効な治療法がなく医療ニーズが存在する治療分野において、新たな標準となる治療薬の研究開発に注力しています。 1978年に創立されたバイオジェン・アイデック社は、新しい治療法の発見、開発、製造および販売を一貫して行う世界的なリーダーです。悪性リンパ腫及び 関節リウマチ治療薬のリツキサン®(一般名 リツキシマブ)、多発性硬化症治療薬のアボネックス®(一般名 インターフェロンベータ-1a)、タイサブリ(一般名 ナタリズマブ)などを主力製品とし、世界90ヵ国以上において、それらの治療に貢献しています。

バイオジェン・アイデック社:www.biogen.com

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社は、2000年に米国バイオジェン・アイデック社の日本法人として設立されました。現在、多発性硬化症治療薬のアボネックスを販売しています。

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社:www.biogen.jp

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