2018年05月18日

バイオジェン・ジャパンが多発性硬化症(MS)の認知向上活動を展開
5月30日のWorld MS Dayに専門医と患者さんのビデオメッセージを公開

バイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:鳥居慎一)は、「World MS Day」(世界多発性硬化症の日、毎年5月の最終水曜日)に合わせ、多発性硬化症(MS)の認知向上活動を実施いたします。

5月30日に、バイオジェン・ジャパンが疾患啓発のために情報提供を行っておりますウェブサイト「MSサポートナビ」にて、ビデオメッセージを公開いたします。
https://www.ms-supportnavi.com/ja-jp/home/efforts/effort01.html

5月30日に公開予定のビデオメッセージでは、医療法人セレス さっぽろ神経内科病院 理事長・院長である深澤俊行先生より、MSを多く診断し治療するする専門医の立場から、「診断されたら現在できるベストの治療法を伝えることが医療者としての使命。将来きっと良くなる時が来ると信じている」と早期診断・適切な治療の継続の重要性を伝えるメッセージをいただいています。MSと上手につきあいながら、仕事や日常生活を営んでいる患者さん2名からは、「休憩を必要とする人に対して配慮ができていないのではないかと思う。ヘルプマークなどなんらかの形で配慮を促す必要性を伝えていきたい」(モデル・ビューティジャーナリストの中嶋マコトさん)、「疾患を抱えていても何かできることがあると思って挑戦を続けている。挑戦する気持ちと周囲の援助が必要と思う」(作家・イラストレーター 一柳ナヲさん)といったメッセージをいただいています。

またこの日には、バイオジェン・ジャパンの社内イベントとして弊社社員によるチャリティランやウォークを実施し、達成した距離に応じた金額を患者支援団体に寄付させていただきます。


MSは深刻な慢性進行性神経疾患であり、認知機能、心理社会的機能及び身体機能の全てに影響を及ぼし、中枢神経系における炎症、ミエリン破壊、オリゴデンドロサイトの細胞死、軸索損傷およびその後の神経細胞の喪失を特徴とする自己免疫疾患です。MSの有病率は人種間および地域間で差があり、日本における推定有病率は欧米諸国の10%程度と報告されています1)。日本でのMS患者数は増加傾向にあり2)、罹患率は10万人当たり10.8~14.4人と報告されています3)

MSは、手足のしびれ、感覚機能や判断力の低下など患者さんによって症状が多様で診断が難しく、疾患としてもまだまだ理解が進んでいないのが現状です。2017年に弊社が「全国多発性硬化症友の会」と共同で実施した調査4)によると、最初にMSと思われる症状が現れてから、確定診断されるまでに平均3.7年、3つの医療機関を受診しているということが示されました。また、一見しただけでは病気であるとわかりづらいため、周囲の理解が得られず、就労や日常生活で困難が強いられることもあります。

バイオジェン・ジャパンは、World MS Dayをきっかけに一人でも多くの方にMSという疾患について、またMS患者さんが抱えている課題を知っていただくことで、患者さんへの配慮や支援につながり、MSに罹っていてもその人らしい生き方ができる社会づくりの一助となることを願っています。

 

World MS Day(世界多発性硬化症の日)について

World MS Dayは、MSの認知向上などを目的に、MS世界連合と世界各国のMS協会により2009年に制定されました。「毎年5月の最終水曜日」がWorld MS Dayと定められ、毎年世界中でさまざまな啓発活動が行われています。日本でもMSの認知度向上を目的として、趣旨に賛同した組織、団体、個人により、さまざまな啓発活動が展開されています。

 

MSサポートナビについて 

サイト名・URL

多発性硬化症サポートナビ  https://www.ms-supportnavi.com/

 内容 多発性硬化症に関するあらゆる情報のご提供を通じて、患者さんやご家族の皆さまをサポートいたします。
 対象者 患者さん・ご家族(医療従事者向けサイト: https://www.ms-supportnavi.com/ja-jp/home/dr/index.html



バイオジェンについて

神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経学的疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、世界中の患者さんに提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートと フィリップ・シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業であり、多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の唯一の治療薬を製品化しました。また、アルツハイマー病、神経免疫疾患、運動性疾患、神経筋障害、痛み、眼科、神経精神医学といった神経領域の研究においても最先端の活動を展開しています。生物製剤の高い技術力を活かし、バイオジェンは高品質のバイオシミラーの製造と製品化にも注力しています。

当社に関する情報については、http://www.biogen.com およびSNS媒体Twitter, LinkedIn, Facebook, YouTubeをご覧ください。

 

1) 堀内泉, 吉良潤一.多発性硬化症.田村晃, 松谷雅生, 清水輝夫編.EBMに基づく脳神経疾患の基本治療指針.メジカルビュー社; 2002:276-79
2) 公益財団法人難病医学研究財団:難病情報センター 特定疾患医療受給者証所持者数 http://www.nanbyou.or.jp/entry/1356
3) Kinoshita M, Obata K, Tanaka M. Latitude has more significant impact on prevalence of multiple sclerosis than ultraviolet level or sunshine duration in Japanese population. Neurol Sci. 2015;36(7):1147-51.
4) バイオジェン・ジャパン株式会社 多発性硬化症の患者さんの実態調査 (2017年5月30日発表)
https://www.biogen.co.jp/ja_JP/news-insights/japanaffiliatenews/2017-05-30-news.html


 

CA-JPN-0137

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