2022年01月28日

バイオジェン、多発性硬化症患者さん向け
「MS decade diary」を制作
~長期的に自分らしい治療に向き合うための
10年間のダイアリー~

バイオジェン・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ニコラス R.ジョーンズ、以下バイオジェン・ジャパン)は、多発性硬化症(MS)の患者さんが、長期的な治療を考え、一人ひとりのライフイベントに合わせた治療選択ができるように支援する「MS decade diary(MS10年間のダイアリー)」を制作しましたのでお知らせします。

バイオジェン・ジャパンがMSの疾患啓発のために情報提供を行っているウェブサイト「MSサポートナビ」(https://www.ms-supportnavi.com/content/commercial-jp/neurology/mssupportnavi/portal2/ja-jp/home/brain-health-campaign/brain-health-campaign-index.html) にて、長期的な治療の予後を見据え、海外の知見に裏付けられた「ブレインヘルス」の重要性に基づいた情報提供を行っています。多発性硬化症の診断や治療は、年々進歩しています。海外の研究によると、2006~2010年に多発性硬化症と診断された患者さんでは、1980~1990年に診断された患者さんに比べて、杖歩行(EDSSが6.0)になるリスクが46%減少していました。1)

治療が長期間にわたるMSでは、患者さんの状態に合わせて適切な治療を判断していきます。そのためには医師と十分に話し合い、将来の目標や日々の症状、不安などを伝えることが大切です。今回制作しました「MS decade diary」には、「これからの10年」、「医師への相談記録」 、「1年間の振り返り記録 」、「MRI検査記録」の4つの項目が含まれています。特に「これからの10年」、「医師への相談記録」では、ご自身の希望やライフイベントを見据えて医師と相談できるように、日々の症状や不安など、医師に相談したい内容を整理し、 診察時に伝えやすくすることをめざして制作いたしました。

現在では日本で多発性硬化症治療に使用できる薬の選択肢が増えていますので、患者さんご自身の希望やライフイベントに合わせた治療選択も可能です。このような長期的な視点に立ったコミュニケーションにも役立つツールになることを願っています。

【MS decade diaryについて】

監修: 順天堂大学医学部附属順天堂医院 脳神経内科 横山和正先生
制作: バイオジェン・ジャパン株式会社

MS decade diaryは、「多発性硬化症ナビ」ウェブサイトからダウンロードしてご利用いただけます。
https://www.ms-supportnavi.com/ja-jp/home/brain-health-campaign/BHC-sub-02.html

MSは慢性進行性神経疾患であり、認知機能、心理社会的機能及び身体機能に影響を及ぼし、中枢神経系における炎症、ミエリン破壊、オリゴデンドロサイトの細胞死、軸索損傷およびその後の神経細胞の喪失を特徴とする自己免疫疾患です。MSの有病率は人種間および地域間で差があり、日本における推定有病率は欧米諸国の10%程度と報告されています2)。日本でのMS患者数は増加傾向にあり3)、罹患率は10万人当たり10.8~14.4人と報告されています4)

MSは、手足のしびれ、感覚機能や判断力の低下など患者さんによって症状が多様で診断が難しく、疾患としてもまだまだ理解が進んでいないのが現状です。2017年にバイオジェン・ジャパンが「全国多発性硬化症友の会」と共同で実施した調査5)によると、最初にMSと思われる症状が現れてから、確定診断されるまでに平均3.7年、3つの医療機関を受診しているということが示されました。また、一見しただけでは病気であるとわかりづらいため、周囲の理解が得られず、就労や日常生活で困難が強いられることもあります。

MSサポートナビについて

サイト名・URL 多発性硬化症サポートナビ 
https://www.ms-supportnavi.com/
内容 多発性硬化症に関するあらゆる情報のご提供を通じて、患者さんやご家族の皆さまをサポートいたします。疾患に関する最新の知見に基づいた「ブレインヘルス」の重要性、MSをテーマにした長編映画「そこからの光~未来の私から私へ~」、World MS Dayの活動等を含む、様々な情報を提供しています。

バイオジェンについて
神経科学領域のパイオニアであるバイオジェンは、最先端の医学と科学を通じて、重篤な神経学的疾患、神経変性疾患の革新的な治療法の発見および開発を行い、その成果を世界中の患者さんに提供しています。1978年にチャールズ・ワイスマン、ハインツ・シェイラー、ケネス・マレー、ノーベル賞受賞者であるウォルター・ギルバートとフィリップ・ シャープにより設立されたバイオジェンは、世界で歴史のあるバイオテクノロジー企業であり、多発性硬化症の領域をリードする製品ポートフォリオを持ち、脊髄性筋萎縮症の最初の治療薬を製品化いたしました。また、多発性硬化症および神経免疫疾患、アルツハイマー病および認知症、神経筋障害、運動障害、眼疾患、免疫疾患、神経認知障害、急性神経疾患および疼痛といった神経領域の研究においても最先端の活動を展開しています。
2020年、バイオジェンは、気候、健康、公平さが深く相互に関連する課題に対して、20年間に2億5000万ドルを投資する大規模な取組みを開始しました。Healthy Climate, Healthy Lives ™は、ビジネス全体で化石燃料の使用をゼロにし、著名な研究機関とのコラボレーションを構築して科学研究を進展させ、人類の健康を改善し、発展途上のコミュニティをサポートすることを目的としています。
バイオジェンは生物製剤の高い技術力を活かし、高品質のバイオシミラーの製品化にも注力しています。バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com/ およびSNS媒体Twitter, LinkedIn, Facebook, YouTubeをご覧ください。

バイオジェン・ジャパンは、米国バイオジェンの日本法人です。世界で有数の歴史のある独立系バイオテクノロジー企業の日本法人として、日本では2000年より事業を展開しています。「神経科学の不可能を、可能に。」をビジョンに掲げ、日本の患者さんにも革新的な医薬品やより良い治療環境を提供すべく活動を展開しています。
バイオジェン・ジャパンに関する情報については、https://www.biogen.co.jp/ 、およびSNS媒体Facebook, Twitter, Instagram, YouTube, LinkedIn, LINEをご覧ください。

1) Capra R et al. Mult Scler. 23(13): 1757(2017)
2) 堀内泉, 吉良潤一.多発性硬化症.田村晃, 松谷雅生, 清水輝夫編.EBMに基づく脳神経疾患の基本治療指針.メジカルビュー社; 2002:276-79
3) 公益財団法人難病医学研究財団:難病情報センター 特定疾患医療受給者証所持者数http://www.nanbyou.or.jp/entry/1356
4) Kinoshita M, Obata K, Tanaka M. Latitude has more significant impact on prevalence of multiple sclerosis than ultraviolet level or sunshine duration in Japanese population. Neurol Sci. 2015;36(7):1147-51.
5) バイオジェン・ジャパン株式会社 多発性硬化症の患者さんの実態調査 (2017年5月30日発表)https://www.biogen.co.jp/ja_JP/news-insights/japanaffiliatenews/2017-05-30-news.html

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