- 経口大環状ペプチドには簡便な経口投与で生物製剤のような有効性と安全性をもたらす可能性
- バイオジェンはこの提携で早期段階のパイプラインを拡大するとともに、臨床的に検証されたモダリティを同社の免疫疾患領域の拡大能力に新たに組み込むことで、免疫領域での戦略をさらに推進
米国マサチューセッツ州ケンブリッジおよびカナダ・オンタリオ州トロント、2025年11月24日 – バイオジェン(NASDAQ略称BIIB)とデイラ・セラピューティクス(以下デイラ社)は、免疫疾患を優先領域として経口大環状ペプチドを創薬および開発する研究で提携することを発表しました。大環状ペプチドは抗体に基づく確立された治療を変革し得る、経口剤でありながら生物製剤のような有効性と安全性をもたらす可能性のあるユニークなプロファイルを有しています。本提携は免疫領域で差別化されたポートフォリオを構築するというバイオジェンの戦略を強化するものです。
経口大環状ペプチドは経口投与でありながらより高い特異性をもたらす可能性があり、従来の低分子薬の課題となっているタンパク質の結合箇所を標的とすることができる有望なクラスの医薬品です。バイオジェンとデイラ社は優先度の高い免疫領域の標的に対する経口大環状ペプチド候補を特定し、検証し、最適化するために提携し、バイオジェンはそれらの候補のさらなる開発を推進し、製造を含めた商業化を目指します。
バイオジェンのエグゼクティブ・バイスプレジデントで研究部門の責任者であるジェーン・グローガン(Jane Grogan, Ph.D.)は次のように述べています。「今回の提携により、私たちは複数の重要な免疫疾患を標的とする当社の早期段階のポートフォリオに、ベストインクラスになり得るアプローチを新たに追加します。私たちはデイラ・セラピューティクスの最先端の大環状ペプチド創薬のプラットフォームが、この領域の様々な技術革新を推進し、大環状ペプチドに基づく治療薬の可能性を最大限に引き出すことを支援してくれると確信しています」。
ヴァーサント・ベンチャーズ社(Versant Ventures)のベンチャーパートナーでデイラ社のCEO代理を務めるラミ・ハヌーシュ(Rami Hannoush, Ph.D.)は次のように述べています。「バイオジェンとの今回の契約は、臨床的に検証された免疫標的に対する次世代の経口大環状ペプチドを推進する私たちにとって重要なマイルストーンです。バイオジェンは免疫疾患の新たな治療選択肢を開発する専門能力と強いコミットメントを有しており、私たちはこの革新的なクラスの医薬品の可能性をともに開拓するための協働に大いに期待しています」。
本契約の条件により、デイラ・セラピューティクス社は5000万ドルの前払金を受領し、バイオジェンは開発プログラムごとに追加の支払いの可能性を対価としてデイラ・セラピューティクス社から開発候補を取得するオプション権を保持します。またデイラ・セラピューティクス社は、プログラムごとに前臨床および臨床開発マイルストーン支払いを受領することができます。バイオジェンは今回の前払金の支払いを取得済み仕掛研究開発費として2025年第4四半期に計上しますが、2025年10月30日に発表した更新された同社の2025年のガイダンスには含まれています。
バイオジェンについて
1978年に設立されたバイオジェンは、数多くの革新的なイノベーションを生み出し、株主や私たちを取り巻くコミュニティに価値を創出するグローバル・バイオテクノロジー企業です。私たちはファースト・イン・クラスの治療薬や治療法を前進させ、優れた成果を提供するために、人のバイオロジーに対する深い理解を応用していきます。バイオジェンに関する情報については、バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com/ およびSNS媒体X, LinkedIn, Facebook, YouTubeをご覧ください。
デイラ・セラピューティクス社について
デイラ社は広範な疾患を治療するための経口大環状ペプチド治療薬の開発における先駆者です。デイラ社は大環状ペプチド創薬のプラットフォームにコンピュータによる設計とモデリングを統合することで、疾患に関連するタンパク質を選択的に標的とする新規の大環状ペプチドを推進しています。デイラ社はヴァーサント・ベンチャーズ社のフロンティア・ディスカバリー・エンジンのチームによって2024年に創立されました。デイラ社についてのより詳しい情報は dayratx.com をご覧ください。