第4四半期の成長製品 の業績は強固な市場化活動の継続を反映して対前年比6%増
- 第4四半期の市場に流通するレケンビの全世界での製品収益は約1億3400万ドルで対前年比54%増、米国で市場に流通する製品収益は成長の継続を反映して約7800万ドル
- 2025年度のSKYCLARYSの全世界での処方患者数は約30%増; 米国での第4四半期の収益は需要増が牽引して約8900万ドル、米国外の収益は継続した需要増と一時的な保険償還の調整にも影響されて約4400万ドル
- ZURZUVAEの第4四半期の収益は約6600万ドルで堅調な需要の増加が継続
- VUMERITYは第4四半期に対前年比3%増
- スピンラザの第4四半期の収益は、米国外での出荷タイミングの影響により対前年比15%減となり、通年の収益は対前年比2%減
- 2025年度通年の成長製品による収益は対前年比19%増となり、VUMERITY を除く多発性硬化症治療薬の対前年比での収益減を相殺
後期段階にあるパイプラインの開発プログラム全体で引き続き進捗を達成
- FDAから優先審査の指定を受けているレケンビのIQLIK皮下注による治療開始は審査完了予定日が2026年5月24日に設定; 日本と中国では申請済みで審査中
- 標的療法の選択肢が存在しない皮膚エリテマトーデス(CLE)の治療薬候補litifilimabがFDAにより画期的治療薬(ブレークスルーセラピー)に指定; litifilimabの全身性エリテマトーデス(SLE)を対象とする2つの臨床第III相試験のリードアウトは2026年第4四半期に予定
- スピンラザの高用量投与レジメンが日本とEUで承認; 米国でのFDAによる審査完了予定日は2026年4月3日
1成長製品にはSKYCLARYS、QALSODY、ZURZUVAE、VUMERITY、およびスピンラザと、「レケンビに関する提携」からの、ロイヤリティを含めたバイオジェンに帰する製品収益、および売上原価の50%を含みます。
- 自己免疫疾患を標的とするBTK分解薬(BIIB145)の臨床第I相試験が健康なボランティアを対象に開始
2026年度通年の業績ガイダンスは好調な事業の勢いと財務規律の継続を反映
- 2026年度通年の非GAAP希薄化後のEPSは15.25ドルから16.25ドルとなる見込み
- 2026年度通年の総収益は対2025年度通年で1桁台半ばのパーセンテージの減収となる見込み
バイオジェン(NASDAQ略称BIIB)は2026年2月6日に2025年度第4四半期と通年の業績を発表しました。 これについて、社長兼最高経営責任者(CEO)のクリストファー・A. ヴィーバッハーは次のように述べています:
「2025年度の業績は、レケンビ、SKYCLARYS、ZURZUVAE、クアルソディからの約10億ドルの収益、パイプラインの進捗、そしてMS製品の復活が牽引し、引き続き強固な実行力と財務上の規律に注力したことを反映した結果となりました。パイプライン推進の勢いは継続しており、先日のFDAによるレケンビIQLIKの治療開始への優先審査や、CLEを対象とするlitifilimabの画期的治療薬の指定に代表されるように、2026年も力強いスタートを切りました。これらのマイルストーンは私たちの医薬品の革新的かつ差別化をもたらす価値と、開発後期パイプラインの力強さを際立たせるものです。2026年はlitifilimabのSLEを対象とする2つの第III相試験のデータに期待しており、さらに今後4年間にパイプライン全体で承認申請につながる可能性のある10本の試験のリードアウトが順次予定されています。複数年にわたるこれら申請データの流れは患者さんに有意義なイノベーションをお届けするとともに、株主に長期的な価値をもたらす可能性を有しています」。
▪ 業績ハイライト
| Q4 '25 | Q4 '24 | 増/ (減) |
増/ (減) CC* |
FY '25 | FY '24 | 増/ (減) |
増/ (減) CC* |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 総収益(単位:百万ドル) | $2,279 | $2,455 | (7)% | (7)% | $9,891 | $9,676 | 2% | 2% |
| GAAP希薄化後EPS | $(0.33) | $1.83 | (118)% | N/A | $8.79 | $11.18 | (21)% | N/A |
| 非GAAP希薄化後EPS | $1.99 | $3.44 | (42)% | N/A | $15.28 | $16.47 | (7)% | N/A |
注: 前年同期比の増/(減)を変化の割合(%)で表記。
N/A = 該当値なし
* 恒常為替レート(CC)での収益増減の変化(%)は外国為替レートの変化および金融ヘッジ利益または損失による影響を除外して表記。 当期の外国為替での収益値は前年末の為替レートで米国ドルに変換。
GAAPと非GAAPの業績指標の調整は本プレスリリース(英文オリジナル)の末尾に表4として記載。
▪ 収益サマリー
| (単位: 百万ドル、%を除く) | Q4 '25 | Q4 '24 | 増/ (減) |
増/ (減) (CC*) |
FY '25 | FY '24 | 増/ (減) |
増/ (減) (CC*) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 多発性硬化症(MS)治療薬の収益(1) | $917 | $1,070 | (14)% | (15)% | $4,039 | $4,350 | (7)% | (7)% |
| 希少疾患治療薬の収益(2) | $515 | $535 | (4)% | (4)% | $2,154 | $1,988 | 8% | 9% |
| バイオシミラー製品の収益 | $170 | $202 | (16)% | (15)% | $729 | $793 | (8)% | (7)% |
| その他製品の収益(3) | $66 | $26 | 157% | 158% | $197 | $83 | 139% | 140% |
| 全医薬品収益 | $1,667 | $1,833 | (9)% | (9)% | $7,119 | $7,214 | (1)% | (1)% |
| 抗CD20治療薬プログラムの収益 | $521 | $465 | 12% | 12% | $1,861 | $1,750 | 6% | 6% |
| アルツハイマー病治療薬の提携からの収益(4) | $47 | $27 | 77% | 76% | $178 | $60 | 197% | 197% |
| 委託製造、ロイヤリティおよびその他の収益 | $44 | $130 | (66)% | (66)% | $733 | $653 | 12% | 12% |
| 総収益 | $2,279 | $2,455 | (7)% | (7)% | $9,891 | $9,676 | 2% | 2% |
注: 前年同期比の増/(減)を変化の割合(%)で表記。四捨五入により数値合計および再計算が一致しないことがあります。
NMF = 意味のない数値
(1) MS(多発性硬化症)治療薬: テクフィデラ®、VUMERITY®、アボネックス®、PLEGRIDY®、タイサブリ®、FAMPYRA™。2025年1月1日付でFAMPYRAに関する提携と全世界での市場化権の契約は終了しました。
(2) 希少疾患治療薬: スピンラザ®、SKYCLARYS®、クアルソディ®
(3) その他製品: ZURZUVAE™、ADUHELM®、FUMADERM™
(4) 「レケンビ®に関する提携」からの、ロイヤリティを含めたバイオジェンに帰する製品収益、および売上原価の50%を含みます。
▪ 経費サマリー
| (単位: 百万ドル、%を除く) | Q4 '25 | Q4 '24 | 増/ (減) |
FY '25 | FY '24 | 増/ (減) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GAAP 売上原価* | $496 | $583 | 15% | $2,404 | $2,310 | (4)% |
| 総収益に対する割合% | 22% | 24% | 24% | 24% | ||
| 非GAAP 売上原価* | $445 | $540 | 18% | $2,089 | $2,137 | 2% |
| 総収益に対する割合% | 20% | 22% | 21% | 22% | ||
| GAAP 研究開発費 | $509 | $513 | 1% | $1,779 | $1,980 | 10% |
| 非GAAP 研究開発費 | $478 | $509 | 6% | $1,731 | $1,868 | 7% |
| GAAP 販売・一般管理費 | $683 | $680 | —% | $2,434 | $2,404 | (1)% |
| 非GAAP 販売・一般管理費 | $678 | $673 | (1)% | $2,421 | $2,340 | (3)% |
| GAAPおよび非GAAP IPR&D、前払一時金 およびマイルストーン支払費用 |
$222 | $19 | NMF | $472 | $62 | NMF |
注: 前年同期比の増/(減)を変化の割合で表記
IPR&D = 取得済仕掛研究開発費
NMF = 意味のない数値
*取得済無形資産の償却および減損を除きます。
- 2025年度第4四半期の総収益に対するGAAPおよび非GAAPの売上原価率(%)の低下は、委託製造による収益の減少も含めて、主として有利な製品構成によるものです。
- 2025年度通年の総収益に対するGAAPの売上原価率(%)の上昇は、主としてジェネンテック社による過去のロイヤリティ請求に関する判決とタイサブリの売上に対する利子に関連する税引前費用によるものです。2025年度通年の総収益に対する非GAAPの売上原価率(%)の低下は、主として有利な製品構成によるものです。
- 2025年度第4四半期および通年のGAAPおよび非GAAPの経費の減少は、主として当社の「Fit for Growth」の取り組みによる好影響と研究開発費の資金調達を得たことによるもので、felzartamabとlitifilimabを含む後期段階の開発プログラムへの投資の増加で一部相殺されました。
- 2025年度第4四半期および通年のGAAPおよび非GAAPの販売・一般管理費の増加は、主として製品の上市を支援するための営業・マーケティング費用によるもので、当社の「Fit for Growth」の取り組みによる経費節減で一部相殺されました。
- 2025年度第4四半期のGAAPおよび非GAAPの取得済仕掛研究開発費、前払一時金およびマイルストーン支払費用は約2億2200万ドルでした。
バイオジェンについて
1978年の創立以来、バイオジェンは世界をリードするバイオテクノロジー企業で、患者さんの人生を変革し、株主や私たちのコミュニティに価値をもたらす新薬をお届けするために革新的なサイエンスを開拓しています。私たちは優れた治療アウトカムをもたらすファースト・イン・クラスの治療薬や治療法を推進するために、人類の生物学に対する深い理解を応用し、異なるモダリティを活用します。私たちは長期的な成長をもたらすために投資利益率のバランスを考慮した上で、果敢にリスクを取るというアプローチを採択しています。
バイオジェンに関する情報については、https://www.biogen.com/ およびSNS媒体X, LinkedIn, Facebook, YouTubeをご覧ください。